ご主人様に恋をしたっ!!【完】
「水月くんじゃなくて。
名前で呼んでよ」



「え?」



「オレ、キミのご主人様でしょ?」



そう言いながら、からかうように目を細める。



「……って言っても、みんなには内緒だけど」



ウインクしながら、今度は自分の唇にひとさし指をあてる。



「オレとチーちゃん。
ふたりのヒミツ」
< 129 / 502 >

この作品をシェア

pagetop