ご主人様に恋をしたっ!!【完】
和彦は、チャラチャラなんにも考えていないようで、実は意外と……なにげに鋭い。



茶髪の髪の先を指でいじって、ニヤニヤ笑っている姿が目に浮かぶ。



そう考えるとしゃくに障って、



「うっさいな。
ちげーよ、バカ」



オレはゆっくりと顔をあげた。



すると案の定、ニヤニヤ笑う和彦の瞳にぶつかった。
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