ご主人様に恋をしたっ!!【完】
保健室に水月くん
体育の授業中、転んでしまったあたしを、親友のなーちゃんが連れていってくれた保健室。
「なに、転んでんだよ。
ドンくさいなー」
なーちゃんでも、保健室の先生でもない声が響いた。
「知ってたけど。
ドンくささに、さらに磨きがかかってない?」
上履きの音と、意地悪な低い声に振り向く。
すると、そこには……。