ご主人様に恋をしたっ!!【完】
「勝手に決めるな」



「へっ!?」



一瞬頭をポフッとされて、びっくりして、体ごと振り返る。



「あー、動かないで」



すりむけたひざの手当てをしてくれていた先生が、あたしの体を元に戻す。



それから、あたしの後ろに立つ水月くんに目を向けた。



「水月くん。
少し待っててね」
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