ご主人様に恋をしたっ!!【完】
なーちゃんの後を追って、あたしもゆっくりひょこひょこ歩き出す。



「まっさか~。
だって、あの先生……。
20代後半くらいでしょ?」



……ってことは、10才以上も年上だよ?



「ない、ない、ない」



廊下をゆっくり歩きながら、あたしは顔の前で右手を横に振った。



先生から見たら、あたしたちなんて、子供だよ。
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