ご主人様に恋をしたっ!!【完】
でも、なーちゃんは、あたしの言葉にピタッと足を止めた。



クルッと振り返り、ズイッとあたしの前にひとさし指を突き立てる。



「甘いな、千亜は」



眉間にしわを寄せて、あたしを見つめる。



「ん?」



首をかしげたあたしに向かって、なーちゃんはひとさし指を横に動かした。
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