ご主人様に恋をしたっ!!【完】
なーちゃんが聞いたら余計嫉妬しそうな言い訳を、心の中でたくさんして。



現実には言えない代わりに、汗をたらす。



そんなあたしを横目で見て、なーちゃんは唇を尖らせた。



「ズルくない?
学校中の女子が狙ってる一颯サマを独り占めとか」



「そ、それは……」



確かにそうかもしれないけど。
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