ご主人様に恋をしたっ!!【完】
それを、どう勘違いしたのか、



「気に入らない。
千亜は、一颯サマのそばにいることが不満なの!?」



と、目をグイーンと三角につりあげるなーちゃん。



「一颯サマのペットだよ?
同居だよ!?
そんなおいしいシチュエーション。
なんの文句があるっていうの!?」



こ、怖い……。



なーちゃんの勢いに恐れをなしたあたしは、なーちゃんから目をそむける。

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