ご主人様に恋をしたっ!!【完】
……って、もしかして、あたし。



クビ候補だったとか!?



えーっ?
マジでぇ!?
超ショック!!



そんなことを考えながら、水月くんに引っ張られてるまま歩いていると……。



「ここがオレん家。
つか、今からは、おまえの家でもあるけどな」



やっと口を開いた水月くんはそう言って、あたしの手首をつかんだまま、でっかいお屋敷の門をくぐった。
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