ご主人様に恋をしたっ!!【完】
そう思ったら自然と……奥園さんが歩いて行った方向に顔を向けていた。



「……っ」



奥園さんの小さな背中を見つめながら、オレが目を細めたのは……。



自分の気持ちを正直に口にできる奥園さんが……まぶしかったから。



きっと、あの瞬間だな。



オレが奥園さんに恋をしたのは。

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