ご主人様に恋をしたっ!!【完】
水月くんとあたしの関係







6限目終了のチャイムが鳴ってから、数分後。



廊下から、「キャーッ!!」という女子たちの悲鳴が聞こえてきた。



それは、恐怖に満ちた“キャー”ではなく。



間違いなく、うれしいほうの“キャー”



ということは……?



まさか、まさか……?



お出ましですか――!?
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