ご主人様に恋をしたっ!!【完】
「あ、中庭……」



いつの間にか、教室も廊下も抜け、階段も下り、中庭のあたりまで来ていた。



あたしの隣に、水月くんも腰掛ける。



理由はわからないけど、あたりに生徒たちの姿はない。



その事実にホッとした。



と同時に、文句が口からぶわっと溢れた。
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