ご主人様に恋をしたっ!!【完】
そんな顔をされたら……。



あたし、どうしていいのか……わからなくなるよ。



返答に困ったあたしは、そっと視線を、水月くんから逸らした。



すると間髪いれず、水月くんの低く小さい声が聞こえた。



「その態度が、チーの答え?
オレといたくないって言いたいの?」



「いや、そうじゃなくて……。
……っ」

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