ご主人様に恋をしたっ!!【完】
ボソボソッと泣き言をつぶやきながら、バナナミルクをジュルジュル、音をたてて吸い込んだ。
「もう、一生、ペットでいい……」
「……ったく、千亜。
しっかりしなよ。
いつの間に、こんなにフヌケたの?
あんた、この前まで一颯サマなんか、全然眼中になかったじゃん」
コンクリートの床に座り、背中を丸めて、ズルズル……ジュースを吸うあたしんに、なーちゃんはため息をこぼした。
「ウチの千亜を廃人にして。
……ったく、一颯サマには、困ったもんだわ」
「もう、一生、ペットでいい……」
「……ったく、千亜。
しっかりしなよ。
いつの間に、こんなにフヌケたの?
あんた、この前まで一颯サマなんか、全然眼中になかったじゃん」
コンクリートの床に座り、背中を丸めて、ズルズル……ジュースを吸うあたしんに、なーちゃんはため息をこぼした。
「ウチの千亜を廃人にして。
……ったく、一颯サマには、困ったもんだわ」