ご主人様に恋をしたっ!!【完】
「もう1ミリも。
覚えられません。
無理です、無理です、もう無理ですぅぅぅ……」



と、うわ言のように繰り返す。



そんなあたしを見かねたのか、



「んじゃ……。
1時間くらい休憩するか」



と言いながら伸びをして、水月くんはメガネをはずした。

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