ご主人様に恋をしたっ!!【完】
「だって、だって、だって。
ずっと勉強がんばったもん。
だから、チーにご褒美ください」



「え……。
ご褒美って……」



水月くんの口元が、明らかにヒクつくのがわかった。



でも、もう、止められない。



「だって、ゲームしてくれるって言ってたよ?
お散歩してくれるって言ってたよ?
それに、それに、それに……。
ペットは大事にするのが基本でしょ?」

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