ご主人様に恋をしたっ!!【完】
「……は?」



水月くんは、眉間にシワを寄せて立ち止まった。



「あのねっ。
そういうのはね。
超美少女とかが、基本じゃない!?」



「……は?」



「ほら、やっぱり。
いくらホラーって言っても、ビジュアルは大事だよ~」



眉をへの字に情けなく下げて、涙声で水月くんに訴える。
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