ご主人様に恋をしたっ!!【完】
なーちゃんは、黒い笑みで微笑んだ。



「え?」



「いや、さ。
千亜が毎回流星群楽しみにしてるの知ってたから。
今年の誕生日は、絶対コレだなって決めてたんだ」



「うん、うん」



「でも、あたしと一緒に見るよりも……。
千亜的には、一颯サマと見られたほうが、断然いいでしょ?」



「う、う……」

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