ご主人様に恋をしたっ!!【完】
ふたりっきりのお祝い
「今日の流星群、夜中から明け方がピークみたいなんだよね。
だから……。
オレの部屋でお誕生日会をしつつ、流れ星を見るってのは、どうですか?」
金曜日、家に帰ったあたしを呼んで、水月くんは切り出した。
「本当は、ウメさんにも伝えようかと思ったけど……。
そうすると、監視の目が厳しくなる気がして。
内緒にしちゃった」