ご主人様に恋をしたっ!!【完】

その瞬間……。



「あ、24時」



あたしの顔から一瞬、視線を時計にうつした水月くんがニコッと笑った。



「千亜、お誕生日おめでとう」



その言葉が。



水月くんが“千亜”って呼んでくれたことが。



最上級に、もう……信じられないくらい、ものすごくうれしくて。
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