ご主人様に恋をしたっ!!【完】
あたしは、思わず、涙ぐんだ。



名前を呼んでもらえるのって、こんなにもうれしいことなんだ。



あたし、今、とっても幸せだよ~。



「……え?
ち、あ?
どうした?」



急に泣き出したあたしの背中に手を置いて、水月くんは心配そうにあたしを見つめる。


< 440 / 502 >

この作品をシェア

pagetop