ご主人様に恋をしたっ!!【完】
そんな水月くんの瞳を見ていたら、思わず本音が零れ落ちた。



「あたし、チーちゃんも、チーもすごくうれしかったけど。
ずっと、千亜って呼んでほしかった」



「え?
じゃあ、言ってくれれば……」



言葉を続けようとする水月くんに、いてもたってもいられず、言葉をかぶせる。



「そうすれば、ね。
女の子として見てもらえる気がしたんだ」
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