ご主人様に恋をしたっ!!【完】

「千亜のことは、最初から女の子だと思ってたよ」



「……え?
本当?」



びっくりして、目を見開いて水月くんを見上げる。



「本当」



あたしに、優しく微笑んで、それから水月くんは謝った。



「ごめんな。
もっと早く言ってくれれば、こんな風に泣かせなくてすんだのに。
本当に、ごめん」


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