ご主人様に恋をしたっ!!【完】
あたしは、窓の外に目を向けた。



「あ、流れ星!
お願いしなくちゃ!!」



そう言ったあたしのあごを掴んで戻し、



「千亜の願い事は、オレが叶えてやるって言っただろ?」



少し苛立たしげに言いながら、水月くんはもう一度あたしにキスをした。



「とりあえず、今は。
オレのことだけ考えて」


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