ご主人様に恋をしたっ!!【完】

「い……一颯、笑わない約束だよ!?」



雲行きの怪しさに、先に牽制したあたしだったけど。



「千亜。
オレの何になりたいって?」



一颯は、恥ずかしいことを、真顔で聞きなおした。



「いや、あの……」



「言えよ。
つか、そんなかわいい言葉なら、何度でも聞きたい」


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