ご主人様に恋をしたっ!!【完】
恥ずかしさに堪えて、あたしは言った。



――それなのに。



「へぇ。
千亜は、オレの彼女になりたいんだ。
それなのに、ペット扱いされてたから、さっきあんな風に泣いちゃったんだ」



一颯はニヤッと笑って、あたしの頭の上にポンと大きな手を乗せた。



「それを、流れ星にお願いとか。
かわいすぎて、おまえ、ヤバイ」
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