ご主人様に恋をしたっ!!【完】
「それに……。
おいしいか、おいしくないかは、食べてみなきゃわからない」



キラッと妖しく瞳を光らせる水月くん。



「え。
えぇっ!?
やっぱり食べるの?
悪魔決定!?」



自分で言ったクセに、事の成り行きにびっくりして、のけぞるあたし。



でも、そんなあたしの頭を引き寄せながら、水月くんは華やかに……甘く笑った。



「んじゃ、さ。
ちょっぴり味見……。
してもいい?」
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