ご主人様に恋をしたっ!!【完】
「お願いします」



と、瞳を切なそうに瞬かせ、一颯はもう一度頭を下げた。



「あの……、あの……。
本当に?」



「ん?
なにが?」



頭をあげた一颯が、あたしに尋ねる。



「本当に……。
あたしでいいの?」

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