ご主人様に恋をしたっ!!【完】
ここは、オレの家の……使っていない和室のひとつ。



今回、奥園さん用に片付けた部屋。



そこに布団を敷いてもらって、オレはそこに奥園さんの体を横たえた。



「まぁまぁ、一颯坊ちゃま。
なにごとですか?」



昔からオレの身の回りの世話をしてくれるウメさんが、恨みがましい目をオレに向ける。



「お預かりした大事な大事なお嬢様に。
おいたなことをしてはいけませんよ」
< 67 / 502 >

この作品をシェア

pagetop