ご主人様に恋をしたっ!!【完】
でも、オレの言葉を信じたのか、



「ウメは、食事の仕度をしてきますからね。



お嬢様をよろしくお願いしますね、一颯坊ちゃま。
よっこらしょ……」



と口にしながら立ち上がり、ウメさんは部屋を出て行った。



ウメさんが出て行くのを横目で見送り、オレは小さく息を吐き出した。
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