ご主人様に恋をしたっ!!【完】
『ひゅ~♪ ひゅ~♪ ひゅ~♪』



と、下手な口笛をうれしそうにふく。



“マジか? オッサン!
アンタ、仮にも、人の親だろ!?”



そう言いたい気持ちを抑え、オレは、ため息まじりに呟いた。



『授業料……にしては、高すぎるけどね』



乗りかかった船だ。



つーか、言い出した責任は、もとよりオレにある。
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