はるこの遅咲☆妄想日記
「ありささん・・・逢いたかったんですよー僕。」

「こちらこそ、いつも応援しています。」

「ありささんのメール。いっつも笑っちゃうんですよ~

実話なんですか?いつも・・・」

そうだった・・・

私の失敗談やたわいもないネタは

深夜ラジオぐらいの深い時間でないと話せない。シモネタも多いし・・・

「嬉しいです」

私は、彼が喜んでくれてるのがとっても嬉しくって

「私も、沢村くんのフリートーク♪とっても好きです」

なんだか、私たちはほんの数分なのに

まるで、昔からの友達のように

自然と打ち解けていた。

「今度、直接ここにメールしてくださいよ。」

「え?」

大胆すぎる展開に私は唖然とした。

手渡されたアドレス・・・

「いいんですか・・・?」

「ハイ」

彼はそういうとニコって。

私は一瞬で暗示にでもかかってしまったような

その日の夜から

そのメルアドにメールを始めた。

< 12 / 73 >

この作品をシェア

pagetop