はるこの遅咲☆妄想日記
飲み散らかしてたリビングはすっかり片付いていて

「おはよ」って大地くんは私を迎えてくれた。

テーブルには元彼からの手紙。

「これ、しまっておけよ」大地くんはそういうと料理をせっせと運んでくる。

「こんなに~?」朝から男の人に料理を作ってもらえるなんて初めてだった。

「トーストがいい?それともおかゆ?」そんなことまで気遣ってくれる。

「大地くん・・・昨日はごめん」私は無性に大地くんの胸元がまた恋しくなって

「おいおい・・・またか・・・朝だよ今・・・」

「ずっと好きでいてくれててありがと。」そのあったかい胸元に飛び込んでいった。

テーブルに置いてあったその手紙はその瞬間にストン。っと床に落ちて

なんだか、それを見た私は

「これで終われる・・・。」って気持ちになぜかなれて

私は、大地くんに包まれながら

新しい恋の始まりを感じていた。

「一緒に暮らさない?」私はふと聞いてみると・・・

「うん」って

「でも、おまえの世話はホントに大変なんだよな・・・」ボソッと大地くんはつぶやいた。

「もう・・・。いい子になるからさ・・・」

私は、大地くんの手を取ってベッドにいざなった。

昨日までは友達だったのに

今日から彼氏☆

最高に高まる瞬間だった。



~はるこメモ~

男の子に朝食を作ってもらう!って夢なんですよねー。チューが気軽にできる男友達っていい。

そんな安心安全なメンズと出会いたい・・・・ふぅ~・・・
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