はるこの遅咲☆妄想日記
「おまえんち来ると、なんでこんなに酔うんだよー俺」

「きっと、すごくリラックスしてるからじゃない?」

「いや・・。好きな人と飲むと酔いが回りやすいな。」

私たちは、真冬だっていうのに、ほぼ全裸でこたつに入っていた。

イチャイチャしてお酒を飲んで・・・またして・・・

「ハルカ。可愛い。」

「ハルカ。綺麗。」

たーくんのその一言一言に身も心も熱くなる。

こたつの中はよりいっそう熱さを増す。

たーくんは腰回りに汗をかいていて・・・妙にそそる・・・。

「酔うと、ホントに男らしいね。たーくん」

「そうかな。」

私は、いつもこれくらいグイグイ来てくれるたーくんを求めているのかも。

たっぷりたーくんの愛に満たされた私は

朝方には完全に熟睡してしまって・・・

目覚めると、たーくんはシャワーを浴びていた。

「おはよ」

「ああ」

昨晩のたーくんはもういない。

また奥手でおまけに無口なたーくん。

ちょっと表情も冴えない。

「行ってきます・・・・」

たーくんはそのまま出勤してしまった。

このむなしさは何・・・。

私は一人、部屋の片づけを始めた。

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