はるこの遅咲☆妄想日記
「トシくんは私のどこが好き?」

こんな質問って男を攻めるものかな・・・。

彼の好きは本当なのか時折自信がなくなる。

彼の部屋に通い始めて数か月。

彼は家庭的な女性が好き?

漬物につられてはみたものの、私に満足しているのか、

優しく微笑むその笑顔の裏を

私は知らなかったみたい。

それはデートを予定していなかったある日

私はトシくんの部屋を訪ねた。

玄関から出てくる女性に

私は言葉を失った。

私とは真逆なタイプの女。

ずいぶん派手な女・・・。

香水の香りがプンプンして

私は嗚咽がするくらい・・。

「トシくんって・・。」

私はその日からトシくんを避けるようになっていった。
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