最後の1秒まで貴方と居たい
「おまえ病気なのか?」

え 、なんで私の病気のこと知ってるの。

「えっあ、うん」

「なんの病気なんだ」

「それは、わからないんだー。あはは。笑っちゃうよね。なのになんで学校くんだよってね」

「無理して笑わなくていい。泣きたいなら泣けばいい」

「何言ってんの?無理してないよ。」

「嘘だ。じゃあなんで泣いてんだよ。」

そのとたん私の中で何かが切れた。
「うっ、ゔぁぁああああああ``」

彼は私の病気の事を話しても同情しなかった。それに泣いていいって言ってくれた。

それが嬉しくて私は子どものようにずっと泣いた。
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