*約束期限*
*真衣side*
放課後。
今日は部活がないので、早めに帰れる。
美月と一緒に分かれ道まで歩いていた。
「もう、ほんとびっくりしたわ~」
「そんな下手だった?」
「下手どころじゃないし笑」
腹痛の仮病は、バレバレだったらしい。
まずお腹痛いのに走るとか、ありえないって言われた・・・笑
「・・・あ」
分かれる角のところで、美月が立ち止まった。
「ん?」
「涼介。ちゃんと話しときなよ?」
「えっ」
「じゃ、またね!」
美月は手を振って、モデルのような後ろ姿を見せた。
ていうか、
『ちゃんと話しときな』って言われてもなぁ・・・。
きっと怒ってるし、その理由わかんないで会ってももっと怒るだろうし。
「ん~・・・」
部屋の机でほおずえをつく。
そもそも涼介になんかしたかな、私。
思考のループにはまっちゃう気がする。
・・・そんなとき、ケータイがなった。
放課後。
今日は部活がないので、早めに帰れる。
美月と一緒に分かれ道まで歩いていた。
「もう、ほんとびっくりしたわ~」
「そんな下手だった?」
「下手どころじゃないし笑」
腹痛の仮病は、バレバレだったらしい。
まずお腹痛いのに走るとか、ありえないって言われた・・・笑
「・・・あ」
分かれる角のところで、美月が立ち止まった。
「ん?」
「涼介。ちゃんと話しときなよ?」
「えっ」
「じゃ、またね!」
美月は手を振って、モデルのような後ろ姿を見せた。
ていうか、
『ちゃんと話しときな』って言われてもなぁ・・・。
きっと怒ってるし、その理由わかんないで会ってももっと怒るだろうし。
「ん~・・・」
部屋の机でほおずえをつく。
そもそも涼介になんかしたかな、私。
思考のループにはまっちゃう気がする。
・・・そんなとき、ケータイがなった。