男嫌いの美少女と俺様キャラの王子様





そしてあっと言う間に

昼休みになった。



もぅ帰ろうかと思った瞬間

いきなり屋上のドアが開いた。




ガチャ




「…まじかよ。」




そう言ったのは顔が整った

いわゆるイケメンの男の子だった



そのあと男の子は私に寄ってきて



「俺は神谷 涼太だよ

君がここに居てくれたから

見つける手間がはぶけたよ」



と言った。



神谷はなんでか知らないけど

猫を被っていた。

それは私には通用しない。



そして、おそらくこの神谷も

さっきのクラスの男の子たちと

同じ目的だろう。



けどこんなに顔がいいのに

女に困ってるはずがない。



私はそれを彼に言うと



一瞬バツが悪そうな顔をしたが

そのあとすぐ




「俺の女にしてやる。」




と言ってまるで獲物を狙う

オオカミのような眼で私を見た。



神谷の偽りの性格と本当の性格は

真逆だった。

そうまるで

表は王子様、裏は俺様…




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