男嫌いの美少女と俺様キャラの王子様





Side涼太





俺が体育館裏に着いたとき

玲花は意識がないのか

その場に倒れていてその玲花の腕を

知らない男が掴んでいた。




「てめぇ…

玲花に何しやがった⁇あぁ⁇」




俺がその男の襟を掴んでそう言うと




「あぁ⁇誰だよて…め…

神谷…涼太⁈なんであんたがここに」




そう言って男の顔は真っ青になった



俺はこれでも神谷財閥の息子として

この辺の奴らには恐れられている。




「何したって言ってんだよ‼︎

てめぇ殺されてぇのか⁇」




そう言うと男はビクビクとして




「お、俺らは何もしてないっすよ‼︎

ただ腕を掴んだだけなのに

この女が急に倒れたんだ‼︎

だ、だから関係ねぇ‼︎」




どうやら嘘はついてないようだった




「3秒以内に立ち去れ。

じゃなきゃお前たちただじゃおかねぇ

次こいつに近づいたら

どうなるか分かってるよな⁇」




そう言って睨むと男達は

「わ、分かりました‼︎」と言って

走って去って行った。




そして俺は玲花を抱き上げ

迎えの車を呼び

玲花を家に連れて帰った。




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