恋の七色 (仮)
壮太くんと教室に入ると

「 あっ! そうたぁ ! 遅いよ っ 」

壮太 と 呼ぶのは 、 一人しかいない 。

彼女 の 美里さんだ 。

「 わり っ 、 鈴に捕まってさ 」

「 はぁ !? 声かけたの壮太くんでしょ ! 」

「 え 、 そーだっけ ? 」

壮太くんはいつもこう言い訳をする 。

毎度 それに乗ってる 私もだけど 笑

「 仕方ないなぁ ! 昼おごりで許す !」

「 え っ! そりゃねぇよ 。勘弁して 。」

壮太くんが許しをこうと 、

美里さんは にひひと笑う 。

「 ごめんね ー 、ばかに付き合わして」

そう苦笑をして 、 頭を掻いた 。

「 大丈夫です!意外と面白い奴だし 。」

「 ま 、 それなら … 「 意外は余計 !」

途中から壮太くんが入ってくると
美里さんは驚いた顔をするけど
すぐに笑顔に変わった 。

でも 、 その後に私を見た美里さんは
何故だかすごく怖い顔に見えた …
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