ご懐妊‼ 新装版
「なんですか?」


「髪の毛は……、好みだな。綺麗だ」


私はぎゃははっと笑って答える。


「触ってみます?」


一色部長が無邪気な顔で頷いた。
そして、私の肩までの髪をよしよしするように撫でる。

そして、そのままの流れで私たちはキスをした。

唇が離れ、そのあんまり優しい感触が嬉しかった私は


「もう一回」


と笑った。
一色部長が、私の身体を引き寄せ、
今度は深くて熱いキスをする。

うわぁ、この人のキス、
めちゃくちゃ気持ちいい!
私も彼の頭を引き寄せ、キスを深くする。

そして、私たちは床に倒れ込んだ。
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