ご懐妊‼ 新装版
『切迫早産』
そんな言葉も目に映る。
そうだ、いきなり出産になる可能性だってゼロじゃない。
ポンちゃんはこの前の検診で920グラム。
今出てきていいはずはないけど、
出さなければいけない状況もありうる。
私は動揺と恐怖で泣き出していた。
「ポンちゃん、ポンちゃんってば」
怖くて怖くて、お腹を撫でながらポンちゃんを呼ぶ。
相変わらずお腹は固く、ポンちゃんの反応は感じられない。
違う、こんなことしてる暇ないよ!
私は泣きながら、母子手帳を鞄から引っ張り出す。
産院に連絡しなきゃ。
「……それでは、すぐに受診してください」
私が状況を話すと、電話の向こうで助産師さんが冷静に言った。
「どうやっていらっしゃいますか?念のため、徒歩とご自分での運転は避け、ご家族の運転かタクシーでいらしてください」
そんな言葉も目に映る。
そうだ、いきなり出産になる可能性だってゼロじゃない。
ポンちゃんはこの前の検診で920グラム。
今出てきていいはずはないけど、
出さなければいけない状況もありうる。
私は動揺と恐怖で泣き出していた。
「ポンちゃん、ポンちゃんってば」
怖くて怖くて、お腹を撫でながらポンちゃんを呼ぶ。
相変わらずお腹は固く、ポンちゃんの反応は感じられない。
違う、こんなことしてる暇ないよ!
私は泣きながら、母子手帳を鞄から引っ張り出す。
産院に連絡しなきゃ。
「……それでは、すぐに受診してください」
私が状況を話すと、電話の向こうで助産師さんが冷静に言った。
「どうやっていらっしゃいますか?念のため、徒歩とご自分での運転は避け、ご家族の運転かタクシーでいらしてください」