ご懐妊‼ 新装版
足を延ばして、大型スーパーまで歩いた。
夕飯をロールキャベツに決め、買い物を済ませると、結構お腹が張ってきた。
苦しいので、すぐさま近くのカフェでお茶。
「なんか、甘いもの食べたくなっちゃったぁ」
母は無邪気に言う。
くそう、こっちは体重管理も佳境なのに。
37週現在、9キロ増。
これ以上増やさずに出産したい。
「あ、私、これにしよう。ほらっ、天使のふわふわパンケーキだって!」
お母さん……、あんた悪魔か。
メニューの写真を見せるなよう!
ただでえ、歩いたから甘いものほしいのに!
暑いから、アイスクリームののったフロートとか飲みたいのに。
「私、アイスティー」
私は唇をぐっと噛み締める。
「あらそう?」
夕飯をロールキャベツに決め、買い物を済ませると、結構お腹が張ってきた。
苦しいので、すぐさま近くのカフェでお茶。
「なんか、甘いもの食べたくなっちゃったぁ」
母は無邪気に言う。
くそう、こっちは体重管理も佳境なのに。
37週現在、9キロ増。
これ以上増やさずに出産したい。
「あ、私、これにしよう。ほらっ、天使のふわふわパンケーキだって!」
お母さん……、あんた悪魔か。
メニューの写真を見せるなよう!
ただでえ、歩いたから甘いものほしいのに!
暑いから、アイスクリームののったフロートとか飲みたいのに。
「私、アイスティー」
私は唇をぐっと噛み締める。
「あらそう?」