ご懐妊‼ 新装版
「いきむ?なんか、話では聞くけどどんな感じ?」
「もう、言葉のまんまなの。私も実際その状態になるまでわからなかった。子宮口が全開になるまでいきんじゃいけないって言うんだけど、すごくつらくてね。ずっと背中丸めて唸ってた。ベッドを分娩台に変えてもらって、それからは割と早かったみたい。私には地獄の業火に焼かれてるって時間だったけど」
美保子さん、穏やかに言ってますけど、『地獄の業火』って……。
似合わない言葉がさらっと出ましたが。
「そこそこ年のいった妊婦だし、上品に産むぞって心に誓ってたのよ?でも、そんな余裕無かったわぁ。『痛い~!』『もう嫌~!』って何度も叫んだ記憶があるもの。でも、この子が出てきて、産声を聞いたら、なんかどうでも良くなっちゃったの。痛かったけど、元気に産まれたから、まぁいっかって」
あっけらかんと言う彼女は、あきらかに産前よりもさばけたお姉さんになっていた。
そんな美保子さんもイイ。
ママ度が彼女の綺麗をアップさせてる。
「もう、言葉のまんまなの。私も実際その状態になるまでわからなかった。子宮口が全開になるまでいきんじゃいけないって言うんだけど、すごくつらくてね。ずっと背中丸めて唸ってた。ベッドを分娩台に変えてもらって、それからは割と早かったみたい。私には地獄の業火に焼かれてるって時間だったけど」
美保子さん、穏やかに言ってますけど、『地獄の業火』って……。
似合わない言葉がさらっと出ましたが。
「そこそこ年のいった妊婦だし、上品に産むぞって心に誓ってたのよ?でも、そんな余裕無かったわぁ。『痛い~!』『もう嫌~!』って何度も叫んだ記憶があるもの。でも、この子が出てきて、産声を聞いたら、なんかどうでも良くなっちゃったの。痛かったけど、元気に産まれたから、まぁいっかって」
あっけらかんと言う彼女は、あきらかに産前よりもさばけたお姉さんになっていた。
そんな美保子さんもイイ。
ママ度が彼女の綺麗をアップさせてる。