君とみた海~sea a love song*~

うたかた****


「で、何も話せなかったって?
 海藤、あんたただの馬鹿?」


次の日、
僕は如月と玲夜と会って、昨日のことを
話していた。


話し終えた直後、
如月はそう呟いて僕をみた。

「…なあ、なんで話さなかったんだよ?
 おまえそんなもんだったの?」


玲夜もそういって僕を軽蔑した目で見てきた。
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