君とみた海~sea a love song*~
「ああ!
今日もたのしかったー!
たくさんの人が悠クンの歌を聴いてくれたね?
すっごくうれしいなー!」
そういいながら、
いつも通りの片付けをする菜奈に
僕はいつも通りの言葉を返す。
「みんな菜奈の歌声に感動して
聴いているんだよ。
菜奈が歌っているからこそ、この歌には意味があるんだ」
そういうと
菜奈はそんなことないよーって
また、いつも通り笑った。