桜の花の木のしたで
崖夜はまだ曇った顔をしていたがすぐ晴れて笑顔で「ああ。」と返してくれた。





崖夜……ありがとう。


たしかにこのドラマのこと聞いてほしかった。


もっと普通に兄妹として話したかった。


でもそれは私のわがままだからいいんだ。



「さっ子供は早く寝ろ!」

「えー…」
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