桜の花の木のしたで
後ろから声がして振り返ると金髪で年が同じくらいの男の子が立っていた。


「だっだれ………?。」


「俺は戸田。お前は?」


本当のことを言うか迷った。

でもそんなこと考える前に私の口は動いてた。

「まっ……舞原…うた。」


言った瞬間後悔した。


(芸能人だってばかにされるる……よね。)


私は小学校でいじめられていた。


その原因は……


『舞原うただから。』
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