失恋日記
小走りで学校に向かうあたしたち。

まだ眠いみたいでフラフラしていた涼介
の腕を掴み、スピードをあげた。

「はーやーく!ちゃんと走って!」

思いっきりカーブを曲がった。

日の光の眩しい、そんな朝だった。
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