シャッフル
 懐かしい仲間と過ごす同窓会は楽しくてあっという間に時間が過ぎていく。

 皆が最高潮に盛り上がる中、少し端の方でゆっくり飲もうと移動すると、澤田がやって来た。

「なんだ?疲れたのか?」

「ああ」

「しょうがねーな。付き合ってやるよ」

 そう言うと、俺の横に座りグラスにビールを注いでくれた。

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